英語セミナー(5) This Boy

三角関係を歌った曲: 彼女と 僕(This Boy)とあいつ(That Boy)の対比

‘This Boy’は、1963年11月にリリースされたビートルズのオリジナル・シングル「抱きしめたい」のB面曲である。レノン=マッカートニー(主としてジョン)作。シンプルな曲であるが、ジョンのハスキーなボーカルを聴かせるバラード。僕(This Boy)とあいつ(That Boy)の対比が絶妙といえる。彼女をめぐるThis BoyとThat Boyの三角関係を歌っている。とても好きな曲である。

ザ・ビートルズ・アンソロジー1 (The Beatles Anthology 1)、DISC2の4曲目で、「ツイスト・アンド・シャウト」(‘Twist And Shout’)の後に収録されている。アンソロジーの編集も、ジョンのボーカルを効かした初期ビートルズの、強烈なロックとバラードを対比させており絶妙である。’This Boy’はアルバム”Past Masters”のCD1の7曲目、「抱きしめたい」(“I Want To Hold Your Hand”)の後、また、”On Air-Live at the BBC Volume 2″にも’Money’、’I Want To Hold Your Hand’の後に収録されている。

That boy took my love away (あいつは僕の恋を奪った)
He’ll regret it someday (あいつはいつか後悔するだろう)
But this boy wants you back again (でも僕は君に戻ってきて欲しい)

That boy isn’t good for you (あいつは君にはふさわしくない)
Though he may want you too (あいつも君を求めているかもしれないけど)
This boy wants you back again (僕は君に戻ってきて欲しい)

Oh and this boy would be happy (ああ、僕は君を愛するだけで幸せだ)
Just to love you, but oh my-yi-yi
That boy won’t be happy (あいつは、君が泣くまで幸せではないだろう)
Till he’s seen you cry-hi-hi
This boy wouldn’t mind a pain (僕はつらいけどそんなことは気にならない)
Would always feel the same (これからもずっとそうだ)
If this boy get you back again (もし君が僕に帰ってきてくれるなら)
This boy
This boy

なお、ここでの僕(This boy), あいつ(That boy)は、詩のレトリックであり、一般の会話では、僕(I)、あいつ(He)になるでしょう。

以上

 

 

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