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短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-4 Reading Keynes’s ‘General Theory’ by Tanka-6-s-4

2022-03-16
短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-4 Reading Keynes's 'General Theory' by Tanka-6-s-4 第6章補論 使用者費用(続き) この章は、企業の生産行動についてのミクロ理論であり、そこからマクロ理論につながる視点があります。ケインズのマクロ理論がミクロ経済学に基づくものであることを示しています。 長期なる 供給価格(キョウキューカカク)は 主要(シュヨー)費用 補足費用に リスク費と利子 (基本) Thus the long-period supply price is equal to the sum of the prime cost, the supplementary cost, the risk cost and the interest cost, into which several components it can...
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短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-3 Reading Keynes’s ‘General Theory’ by Tanka-6-s-3

2022-03-14
短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-3 Reading Keynes's 'General Theory' by Tanka-6-s-3 第6章補論 (続き) ケインズは「使用者費用」(user cost)について、補章をもうけ詳細かつ厳密に述べています。これは限界使用者費用が、長期と短期を結ぶ重要な概念だからです。ケインズ経済学が動学的であることをあらわしています。 長期なる 供給価格は その期間 リスクに見合う マージン含む In order to yield a normal profit, the long-period supply price must exceed the long-period cost thus calculated by an amount determined by the current rate of interest on l...
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短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-2 Reading Keynes’s ‘General Theory’ by Tanka-6-s-2

2022-03-13
短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s-2 Reading Keynes's 'General Theory' by Tanka-6-s-2 ケインズは「使用者費用」(user cost)について、補章をもうけ詳細かつ厳密に述べています。これは限界使用者費用が、長期と短期を結ぶ重要な概念だからです。ケインズ経済学が動学的であることをあらわしています。 限界の 産出物の 生産に 限界非投資/資本減耗(marginal disinvestment) 考慮すべきぞ We have to allow for the marginal disinvestment in the firm's own equipment Involved in producing the marginal output. 限界の 使用者費用を ゼロとして 想定するは 適切で無し 限界の 産...
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短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s Reading Keynes’s ‘General Theory’ by Tanka-6-s-revised

2022-03-11
短歌で読むケインズ「一般理論」-6-s Reading Keynes's 'General Theory' by Tanka-6-s-revised ケインズは「使用者費用」(user cost)について、補章をもうけ詳細かつ厳密に述べています。これは限界使用者費用が、長期と短期を結ぶ重要な概念だからです。ケインズ経済学が動学的であることをあらわしています。 第6章 補論 使用者費用(ユーザーコスト)について 古典派で 見逃されたる 概念に 限界的な 使用者費用 User cost, i.e., the marginal disinvestment in equipment due to the production of the marginal output can generally neglected, I think, has, an importance ...
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新著「みんなの財布がふくらむ 新・利他の経済学:物と心が豊かになる」中湖 康太 著 GCS出版

2022-01-28
新著「みんなの財布がふくらむ 新・利他の経済学:物と心が豊かになる」中湖 康太 著 GCS出版 が出版されました。是非ご一読ください。 はじめに 経済学の祖といわれるアダム・スミスの著書は、通常、「国富論」と呼ばれています。しかし、正確には、「諸国民の富の本質と原因に関する研究」(”An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations"; 以下、「諸国民の富」)です。つまり、経済学は諸国民、人々の富の性質とそれがいかに高まるか、ということを追求した学問です。 経済学はもともと「利他」の視点をもっていたといえます。そして、豊かさとは、物的な豊かさだけでなく、心の豊かさを含めた、物心ともの豊かさです。利他とは、人類・地球・宇宙の豊かさの最大化です。それが本書の視点です。 アダム・スミスは「諸国民の富」の中で、...
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新・利他の経済学-7 The New Economics of Altruism

2021-10-24
新・利他の経済学-7 The New Economics of Altruism – 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム (general-cs.tokyo)  ...
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新・利他の経済学-6 The New Economics of Altruism

2021-10-19
新・利他の経済学-6 The New Economics of Altruism – 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム (general-cs.tokyo) 国際貿易 自由貿易の利益 自由貿易は一国の豊かさ、総余剰を高めることになります。総余剰(Total Surplus)は、消費者余剰、生産者余剰、政府余剰を合わせたものです。自由貿易は、まさにアダム・スミスがいうように「諸国民の富」、地球的総余剰を高めることになるのです。 ◎ 一国の 総余剰こそ 貿易の 利益を得てぞ 拡大せしむ (経済学短歌)  ◎ 閉鎖的 貿易主義は 一国の 余剰減らすの 原則を知れ (経済学短歌) ◎ 自由なる 貿易こそは 万国の 総余剰をば 拡大せしむ (経済学短歌) まずは閉鎖経済の余剰分析からはじめましょう。X財市場についてです。下図は、閉鎖経済の総余剰を示したもので...
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新・利他の経済学-5 The New Economics of Altruism

2021-10-18
新・利他の経済学-5 The New Economics of Altruism – 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム (general-cs.tokyo) 公共財 公共財というのは、外部経済がはたらく財・サービスです。通常、公共財というと電気、通信、ガス、水道、下水、道路、空港、港湾、公園、警察、消防など、社会インフラといわれるものがイメージされるでしょう。経済学における(純粋)公共財の要件、性質として、次の2つがあります。 1. 消費の集団性(非競合性) 2. 消費の排除不可能性 ◎ 公共財(コウキョーザイ) 外部経済 はたらいて 集団消費(シュウダンショーヒ)し 排除ができぬ (経済学短歌)  ◎ 公共財(コウキョ-ザイ) 集団性と 排除不可(ハイジョフカ) ふたつの性質(セーシツ) あると知るべし (経済学短歌) 消費の集団性の典型...
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新・利他の経済学-4 The New Economics of Altruism

2021-10-05
新・利他の経済学-4 The New Economics of Altruism – 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム (general-cs.tokyo) 外部経済・不経済 External Economy and Diseconomy 外部性とは 経済における外部性の存在は、「利他の経済学(=人類・地球・宇宙の利益最大化)」が今日的視点であることを示しています。外部性とは、取引当事者以外に経済活動の費用(悪影響)や便益(好影響)が及ぶことをいいます。便益(好影響)が及ぶ場合を外部経済、費用(悪影響)が及ぶ場合を外部不経済といいます。 地球環境問題 外部不経済の例として、地球環境問題があります。これは、人類による生産、開発などにより地球環境に負荷をかけることにより生ずるものです。 地球環境問題とは、工業化の進展や自動車の普及に伴って発生する大気汚染...
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新・利他の経済学-3 The New Economics of Altruism

2021-10-03
新・利他の経済学-3 The New Economics of Altruism – 株式会社ゼネラル・カラー・サービス 中湖康太 経済文化コラム (general-cs.tokyo)   人類・地球・宇宙の豊かさの最大化 個性を輝かせるポイント ー 絶対優位ではなく比較優位 どのような状態が最も望ましいのでしょうか。経済学には、「比較優位の原則」があります。これは、19世紀英国の天才経済学者デービッド・リカードが国際貿易について述べたものです。自由貿易が諸国民の、世界的な富を増大させることを明らかにしています。この原則のポイントは、重要なのは「絶対的な」優位性ではなく、「相対的」な優位性である、ということです。リカードは、20世紀の大経済学者ジョン・メイナード・ケインズが「一般理論」で理論的対決をした相手ですが、同時にその透徹した論理性を称賛しています。 人々は様々な...
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著書のご紹介

新NISA時代の投資のヒント 投資・経済短歌&コラム: バフェットとケインズの投資法etc.


みんなの財布がふくらむ 新・利他の経済学: 物と心が豊かになる (GCS出版)


アナリスト出門甚一 ストーリー&エッセイ集: 分析と創造と怠惰の間(ゼネラルCS出版).


パウル・クレーのある部屋: 画家への思いとアートプリント・インテリア(エッセイ集) (GCS出版)


試験に役立つ 経済学短歌: 生活、ビジネス、投資のセンスをみがく (ゼネラルCS出版)


相場格言コラム・株投資短歌 (ジー・シー・エス出版)


英詩のリズムで読む新英訳百人一首 Reading ‘The Hundred Poems by One Hundred Poets’ in English Verse (ゼネラルCS出版)


短歌のリズムで読むシェイクスピア・ソネット: 14行詩をたった31文字ではやわかり (GCS出版)


常盤台住宅地物語: 優美さの秘密と価値を高めるまちづくり (GCS出版)


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財布がふくらむ 利他の経済学: 物と心が豊かになる発想転換の書 (GCS出版)


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酒・金・女etc. 江戸のパロディ 大田南畝の狂歌 Nanpo Ota’s Kyoka - Parody of Edo: 和英対訳コメント付き in Japanese and English (GCS出版)


古今和歌集 - 紀貫之の仮名序と和歌 Kokin Wakashu - Preface and Waka of Ki noTsurayuki: 和英対訳 Japanese - English Translation (GCS出版)


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