経済短歌 マルサス労働供給論 Malthus’s Labour Supply Theory

中湖 康太

マルサスで 労働供給 決めるのは 生存可能 実質賃金 
What Determines Labour Supply in Malthus is the Real Wage at Subsitence Level.

限界の 不効用こそ 労働の 実質賃金 マルサスの肝(きも)
The Key to Malthus is Subsitence Wage Equals Marginal Disutility of Labour.

マルサスの 人口論の 本質は 労働供給 モデルの提示
Malthus’ Revolution is the Labour Supply Model, Seriously Presented for the first time in Economics.

リカードが 賛美おくるは マルサスの 労働供給 モデルこそなり
Ricardo’s Unstinted Praise to Malthus is for his Labour Supply Model, A Revolution in Economics.

ケインズが 明かしたものは 古典派の 労働需要 供給モデル
What Keynes Revealed in modern terms is the Classical Theory of Labour Demand and Supply.

今さらマルサスとは、と思われるかもしれません。しかし、人口減少、少子高齢化時代、マルサスの人口論の本質を問い直すことは、意義あることだと思います。

マルサス人口論の本質は、いわゆる人口問題というよりも、労働供給モデルを提示したことにあります。リカードは惜しみない称賛を送っています。そして、それを現代経済学の視点で明らかにしたのがケインズです。

マルサスの示唆は、適中したものもあれば適中しなかったものもあります。

少子高齢化の問題も、あまり楽観はできませんが、悲観的になりすぎるのもよろしくないと思います。

人間の行動は、一般に考えられている以上にはるかに合理的なものです。

そして、その根源にはアニマルスピリッツ(動物的本能)があり、それは生きようとする衝動、本能に基づいているのです。

内外の経済評論家などが、日本が欧米、海外と比べて違うから、ダメだ遅れている等、という議論は、一般に経済の本質を見落としている場合が多いといってよいでしょう。単なる比較であって、その数字、事象の根底にある本質をみていないものが多いのです。

Kota Nakako

2019/4/1

 

 

 

 

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