‘経済・投資 Money’ カテゴリ

バリュー投資入門(6)バフェット株主への手紙2017(6)

2018-08-07
6.  バークシャーの買収活動 (下) それではバークシャーの2017年の買収活動について見ていきましょう。バフェット/バークシャーがどのような企業を好んでいるか、どのような方針で買収しているかの具体的なイメージがつかめます。(ブルーはバフェットの言葉の中湖抄訳) SUMMING UP:  バフェットの買収の特徴 簡単にまとめるとバフェット/バークシャーの買収の特徴をあげると次の5つになるでしょう。 1.業界トップ、又はトップとなりうる事業 2.多くは地味で堅実、自らが理解できる事業 (例外は3.の存在) 3.信頼できる経営陣  4.内部成長・外部成長により着実かつ持続的な利益成長が見込める事業 5.妥当な価格 バフェットは恐らく派手であっても(例えばIT企業)、価格が妥当で、信頼おける経営陣が存在すれば買収を検討するでしょう。しかし、そういった企業はほとんどの場合、5の...
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バリュー投資入門(5)バフェット株主への手紙2017(5)

2018-08-02
5.  バークシャーの買収活動 (上) バフェットはバークシャーの事業、買収活動とその方針について説明しています(ブルーはバフェットの説明の要約。中湖訳) バークシャー事業の4つの構成要素 バークシャーの価値を高める構成要素は4つある。(1)大型の独立した個別事業の買収、(2)既存事業の競争力を高める追加的買収、(3)既存事業の内部成長(売上増、利益率改善)、(4)バークシャーの巨額の株式、債券ポートフォリオからの投資収益。 買収検討の5つのキーファクター 新規の個別事業の買収にあたってのキーファクターは、①持続性のある競争優位性、②能力があり質の高い経営陣、③事業を運営するにあたっての純(有形)資産に対する高いリターン、④魅力ある内部成長の機会、そして⑤妥当な買収価格、である。 株価高騰で買収の機会が減少 2017年に検討した買収の全てにおいて⑤のファクターが障壁となった。...
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バリュー投資入門(4)バフェット株主への手紙2017(4)

2018-07-29
4.  運用成績は良かったり悪かったりする。しかし手数料は必ず徴収される  バフェットは、「運用成績は良かったり悪かったりする。しかし運用手数料は必ず徴収される」(“Perfomance comes, performance goes. Fees never falter.”)と述べ、多くの専門家が運用するファンドのインセンティブ(成果)報酬の問題について述べています。 バフェットの賭け  そして、バフェットが実際に行った2007年12月9日から10年の「賭け」(‘The Bet’)の結果を発表しています。「賭け」とは、バフェットが選択したほとんどコストのかからないS&P500のインデックスファンドが、多くの評判の良い、成果報酬型の「助っ人」である投資専門家によって運営されるファンドに比べてより良い結果を残すだろう、というものです。  バフェットは$318,250を10年間...
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保護中: バリュー投資入門(3) バフェット株主への手紙2017(3)

2018-07-27
3.  株式投資に借入金を使わない  このように中長期的にはたっぷりとしたもうけを稼げる可能性が高いといえるバリュー投資ですが、株式市場は短期的には大幅に下落することがあります。それがいつ起こるかを的確に予測することはいかに優れたプロフェッショナルでもほとんど不可能だといって良いのです。  株式市場の暴落をしのぎ、むしろ好機とするには、借入金に依存しないことが重要であるとバフェットは述べています。  「バークシャーのパフォーマンス自体が、価格の短期的なランダムな変動が、長期的なバリューの成長を覆い隠すことを示すことを明らかにしています。過去53年間、バークシャーは収益を再投資し、複利が収益を年々に増殖させる魔術をはたらかせてきました。しかし、バークシャーは4つの深刻な下落を被っています。下表は、それがいかにぞっとするものであったかを示しています。 Period           ...
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バリュー投資入門(2) バフェット株主への手紙2017(2)

2018-07-25
2.  株式への投資を事業への投資と考える  バフェットのバリュー投資において最も重視する投資指標が一株当たり簿価BVPSとその成長性、株価との関係であることを前回説明しました。企業の本来の、あるいは潜在的なファンダメンタル・バリュー(本源的価値)が株価に照らして過小評価されていると判断でき、その判断に相当程度な確信が持てるときに投資を決定するわけです。 チャート・パターンでは投資しない  これに関連してバフェットの投資哲学の根本をなすのが、株式への投資をキャピタルゲインや配当取りを目的としたマネタリーな行動ではなく、事業への投資として考える、ということです。  バフェットは次のように株主への手紙で言っています。  「チャーリー[1] と私はバークシャーが所有する普通株式を、チャート・パターンやアナリストの目標株価、メディアに登場する評論家の意見によって売買されるチッカーシンボル...
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バリュー投資入門(1) バフェット株主への手紙2017(1)

2018-07-25
バリュー投資の本家 ウォーレン・バフェット  バリュー投資といえばウォーレン・バフェットの名前が思い浮かびます。バフェットの投資活動の中心は、自らが会長兼CEOを務め、筆頭株主でもある持株会社兼投資ファンドのバークシャー・ハサウェイです。その株式はニューヨーク証券取引所に上場されています。バフェットはそのアニュアルレポートの「バークシャー・ハサウェイの株主へ」(“To the Shareholders of Berkshire Hathaway Inc." 以下、株主への手紙)で、事業と投資活動を説明し、その背後にある考え方を明らかにしています。  バフェットのバリュー投資の神髄に触れるには、やはりバフェット自身の言葉でつづられた株主への手紙を読むことが欠かせないと思います。  直近の2017年の株主への手紙(2018/2/24)から3つのポイントを述べたいと思います。 1. 過去...
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Why Japanese shares are significantly undervalued?

2018-07-14
I intuitively think that Japanese shares are significantly undervalued. Why? There are a lot of talks about US IT companies' superiority, such as Google, Apple, Amazon, Facebook, etc. AI, IoT, Fintech, etc. These companies are compared with brains. Japanese companies are slow and behind in terms of innovative IT. But come to think of human being. Of course, brain is important. But brain do...
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常盤台の道路インフラ - 高い道路率

2018-05-31
常盤台住宅地物語: 優美さの秘密と価値を高めるまちづくり (GCS出版) ...
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板橋区内の東上線、三田線、副都心線、JR埼京線駅シェアとときわ台駅

2018-05-25
板橋区内の東武東上線、都営三田線、有楽町線・副都心線、JR埼京線の駅乗降人員とときわ台駅 板橋区内には東武東上線、都営三田線、有楽町線・副都心線、JR埼京線の4路線、全23駅(注1,2)があります。乗降人員について4路線の位置づけと駅別のシェアを見てみたいと思います。 東上線43.7%、三田線37.3%、副都心線11.7%、JR埼京線7.3% 板橋区内4路線全23駅の全乗降人員は2016(平成28)年度で752,861人で、東武東上線(注1)が43.7%で首位、都営三田線が37.3%と2線で、板橋区の81.0%のシェアを占め、板橋区の2大基幹路線です。但し、エリア的には西のほんの一角を占めるに過ぎない有楽町線・副都心線の2駅(地下鉄成増、地下鉄赤塚)が11.7%のシェアです。副都心線が和光市で東武東上線に繋がり、新たな動線を形成しています。JR埼京線は板橋と浮間船渡(注2)2駅で7....
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東武鉄道における東上線、ときわ台駅 – 乗降人員

2018-05-23
乗降人数から見た東上線、ときわ台駅 東武鉄道に全線における東上線、ときわ台駅の位置づけについて1日当り平均乗降人員(平成28年度)から見てみたいと思います。 東武鉄道でNo.1の東上本線 東上本線は、東武鉄道全12路線4,980,172人のうち、首位の1,999,449人(40.15%)です。次いで、伊勢崎線1,790,351人(35.95%)、野田線948,962人(19.05%)が続きます。             ときわ台駅は東上本線38駅中の第14位 ときわ台駅の乗降人数は47,714人で、東上本線全38駅中の第14位、東上本線の2.4%を占めています。東武鉄道全12路線の全203駅中第31位、約1.0%を占めています。         &nb...
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