‘経済・投資 Money’ カテゴリ

Ghosn’s scandal and Nissan-Renault Alliance

2018-11-26
Inappropriate move Carlos Ghosn, Nissan’s chairman, was arrested for alleged false descriptions about his compensation on financial reporting. It was reported that Nissan was antagonizing Renault because of Ghosn’s scandal. If it is true, it’s very inappropriate move, Renault rescued Nissan by injecting capital and sending Carlos Ghosn to rebuild Nissan Nissan was near bankrupt in late 90’s wit...
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ゴーン不祥事と日産・ルノー資本提携

2018-11-25
日産のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で19日に逮捕された。それをもって日産がルノーを敵対視するようなことが報道されている。 それが事実であるとすれば、日産経営陣のきわめて不適切な動きであると感じざるを得ない。 資本経営参加し日産を救ったルノー 日産は、90年代の後半、2兆円の有利子負債を抱えて経営破綻寸前であった。そして、1999年にルノーの傘下に入って人的・経済的支援を受けて経営を立て直すことになった。ルノーから派遣されたカルロス・ゴーンが辣腕を振るったことにより、日産は2003年には負債を完済した。 日産はルノーの資本経営参加によって経営破綻をまぬがれたのである。 「日産の利益がルノーに吸い上げられている」の不可解 破綻寸前の会社に資本を提供し、経営を立て直し、その会社への経営の関与を深めるのは資本主義経済においては極めて自然な流れで...
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マーケット続落時の考察 2018/10/25

2018-10-25
マーケット続落時の考察 2018/10/25 マーケットが続落している。どう見るか? いわずもがなだが、簡単に整理しておこう。 バリュー投資の観点から重要なのは次の等式だ。 PER = P / EPS ここで、P: 株価、EPS: 予想一株当たり利益、PER: Price Earnings Ratio PERが12倍を切ったから割安だ、という。これはEPS(予想一株当たり利益)が変わらないという前提になっている。 EPSに変化がなければ、Pの下落、つまりPERの下落は割安になったということである。 マーケットが神経質、リスクオフになり下落した時、この下落が予想EPSの下落を伴うのか、どうかの判断が重要である。 しかし、これは極めて難しい。リスクオフというのは、3種類ある。 1.P下落、予想EPS一定(変化なし)心理的影響 2.P下落、予想EPS不確実性が高まる 心理的...
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JPモルガン・チェース 3Q決算(4) 商業銀行・アセットマネジメント

2018-10-24
JPMC Earnings Press Release 3q-2018 商業銀行部門 (Commercial Banking: CB) CBは純利益の13.0%を占める。ROEは21%で全社の14%を上回る。 預金マージン改善 純利益は24%増の11億ドル。純収入は6%増の23億ドル。より高利回りの投資に移動したため預金残高は減少したが預金マージンの改善し増益となった。非金利収入は7%増の853百万ドルとなった。カバレッジの拡大とテクノロジーへの投資が主因。貸倒損失引当は純回収により15百万ドルの戻入れ。 アセット・ウェルス・マネジメント部門 (Asset & Wealth Management: AWM) AWMは純利益の8.6%を占める。ROEは31%。 市場価格上昇、純流入 純利益は7%増の724百万ドル。純収入は3%増の36億ドル。市場価格の上昇と長期商品の...
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JPモルガン・チェース 3Q決算(3) 法人・投資銀行部門(CIB)

2018-10-24
インプレッション CCBに次ぐ稼ぎ頭 JPMCの法人・投資銀行業務部門(Corporate & Investment Banking: CIB)の3Q2018決算を見てみよう。 CIBの純利益は、3%増の26億ドルで全社の31.3%を占めた。CCBに次ぐ稼ぎ頭。ROEは全社並の14%。 株式好調、債券不調 CIBの純収入は2%増の88億ドル。このうち投資銀行収入は前年並みの17億ドル。株式が好調だったが、債券が足を引っ張った形だ。金利上昇は債券部門には逆風となる。 非金利費用増 昨年が強かったこともありアドバイザリーフィーは減少したがシェアはアップしたとしている。非金利費用は8%増となっており、その主因の1つがバンカーへの報酬増である。これはJPMCに限ったことではない、投資銀行業界のトレンドである。 バンカーへのコンペンセーションをどう見るか? 投資銀行業務は良...
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JPモルガン・チェース 3Q決算(2) 消費者・コミュニティ銀行部門

2018-10-23
インプレッション 主力業務、稼ぎ頭であるCCB JPMCの2018-3Qを部門別に見てみよう。消費者・コミュニティ銀行業務(Consumer & Community Banking: CCB)は、純利益の半分近く(48.8%)を占める主力業務である。JPMC全社のROE14%に対して、CCBのROEは31%と高く稼ぎ頭。 純収入の成長とマージン拡大;住宅ローン純収入は減少 CCBの融資、預金とも拡大し、マージンが拡大している。ただし、住宅ローン関連の純収入は減少している。金利上昇のマイナスの面であろう。カード事業、自動車リースも増加している。クレジットコストも減少している。ただし、カード・ローン成長に伴い、貸倒引当を増やしている事業もある。メリハリを効かせている。 テクノロジーへの投資 テクノロジーへの投資、自動車リース事業の成長に伴う減価償却の増加により、非金利費用も...
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JPモルガン・チェース第3四半期決算をみる

2018-10-21
グローバルな視点 JPモルガン・チェース(JPMC)の2018年第3四半期決算(10/12発表)を見てみたい。JPMCは世界最大(時価総額ベース)の金融サービス企業であり、その動向を知ることは、グローバルな投資の視点に繋がるからである。 わたしの印象 顧客本位 "The client is king."; Fintechもサービスの視点から まず、わたしの簡単な印象である。好調な米経済、金利上昇局面にあることを反映して好調な決算だった。減税の恩恵も受けた。名CEOとして知られるJamie Dimonは、常に顧客志向、顧客本位を唱えている。テクノロジーFintecも顧客が何を求めているかを軸に考えている。この軸足を貫いている。金融コングロマリットのトップとしてのフィロソフィーである。これが優れた経営、事業展開に繋がっている。 また、リアル(実物支店)とバーチャル(Fintech)を...
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公開市場での情報トレーディング利益の減少(JAI 2018秋)

2018-10-17
JAI Fall 2018の2本目の論文は、公開市場における情報にもとづくトレーディング(Informed Trading)のリターンの減少について述べている。取引コスト、情報コストの低下による市場の効率化にともない、情報トレーディングのアルファが低下している。それによりプライベートキャピタル、オルタナティブ投資の重要性が増していることを示唆しているといえる。 「株式及びオプション市場における情報に基づくトレーディングの衰退」(“The Decline of Informed Trading in the Equity and Options Markets,” Charles Cao, David Gempesaw, and Timothy Simin) トレーディングの隆盛と取引コスト、情報コストの減少 公開市場におけるトレーディングが、進化していることは言うまでもない。この背景...
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10/15 株式市場について

2018-10-15
主因は為替 短期的なコメントをするのは本コラムの趣旨ではないが、若干述べておきたい。 円安誘導ととられても仕方がない 先週の9%近い下げに続き、本日もTOPIXは1.59%、日経平均は1.87%下げた。主因は、 <ムニューシン米財務長官は、自国通貨を安く誘導するのを禁じる「為替条項」 を日本との通商協定でも盛り込むことが「米国の目標だ」と述べた> こと。これによる円高、今後の円高懸念であろう。 カンフル剤は常用薬にはならない 日本の金融政策が「円安誘導」ととられても仕方がない状況にあることがある。 マイナス金利、YCCはあくまでカンフル剤である。カンフル剤はあくまでカンフル剤である、ということを以前述べた。 カンフル剤をいつまでもうつことは、臨床的にいっても好ましくないだろう。 カンフル剤は常用薬にはならないのである。 日銀はむずかしいかじ取りを迫られているといえ...
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プライベート・エクイティと資本市場(JAI 2018秋)

2018-10-15
オルタナティブ投資のフロンティア オルタナティブ投資ジャーナル2018年秋号(“Journal of Alternative Investments – Fall 2018”)は、「オルタナティブ投資のフロンティア」を特集し、5本の論文を掲載している。プライベート・エクイティ、オプション・トレーディング、アセットクラスとしてのプライベート・クレジット、ボラティリティ、収集物(collectibles)を扱ったもの。 資本市場のイノベーション 資本市場の拡大、発展、成長にともなって新たな投資技法や投資対象が出現している。これは、投資家の要請であるとともに、市場参加者の創意工夫によるものだ。イノベーションはテクノロジーの世界だけでなく、資本市場においても益々盛んである。これがまた資本市場の魅力を増し、成長をうながしているともいえる。 公開企業の数が減る米国:規制コストと規模・範囲の経済...
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